姿勢を良くすると腰が痛くなる方必見!

こんにちは、姿勢づくりは足元から、日本フットケア姿勢協会山本です。

私は、インソール姿勢改善トレーナーとして年間2000人の足の悩みや姿勢づくりのご相談を受けています。

その中には過去、姿勢を良く生活していたら腰が痛くなった(特に女性)というお声がよくあります。

本日はこの姿勢と腰の関係についてお話していきます。

最後まで読んでいただければ、良い姿勢づくりのコツがわかり、腰の痛みを取ってあげることができるでしょう。

目次は以下の通り

・姿勢の綺麗と良いは違いますよ

・良い姿勢は上半身だけではない

・痛くなる原因を

・改善方法は

・まとめ

では、具体的にみていきましょう。

姿勢の綺麗と良いは違いますよ(ケース1)

結論からいうと、綺麗な姿勢とはダンスに近く、良い姿勢とは本来のカラダの作りに従うもの

これくらいの違いがあるように感じます。(個人の見解です)

言い換えれば、ダンスと比喩したのは、筋肉が必要で、それなりの体幹がなければ姿勢を維持できない。ということです。

最近は綺麗な姿勢や綺麗なウォーキングを身につけようとカリスマ女性が講師になって、動画やSNSを賑わしていますが、そのほとんどがハイヒールを履いて綺麗に歩く、魅せる姿勢づくりのように思われます。

足の着地に細心の注意を払い、指先から綺麗に着地し、足をクロスさせるようにして歩く様子をみると、相当背筋(腰)やお尻の筋肉が必要だな、親指に力入ってるなと感じます。

その経歴はやはり、元モデルです。元社交ダンス選手でした。というケースが多いので納得です。

もちろんこれが悪いといっているわけではなく、

そのように歩きたい方も多いはずです。続けていけばヒップアップにも繋がりそうです。

でも基本的に、足元がつま先下がりでありながら、上半身は地面に対して直角に姿勢を保つというのは不自然で、足の角度と同様に、骨盤の角度も前傾するなか、上半身だけを起こすわけですから、コツを掴まなくては、相当腰や指先に負担がかかることになるでしょう。

良い姿勢とは上半身だけではない(ケース2)

これも結論からいえば、足元や腰の位置、骨盤の向きを正さない、上半身だけを起こした姿勢では、カラダに良い姿勢は作れないということです。

基本的に姿勢の悪くなる原因とは、体幹が弱くなり、腰の位置を前に突き出すように構える姿勢からきます。これは骨盤の向きや位置を正しい場所で維持できないからです。

よく見る、偉そうに歩く人の姿勢はまさにこれで、一見上半身を起こして、胸を張っていますから、本人にしてみれば、姿勢良く歩いているように感じるかも知れませんが、ハタからみれば、腰を突き出し、顎が上がって偉そうに見えてしまいます。

そして、これも腰を痛めやすくなってしまいます。

痛くなる原因は

結論からいえば、お分かりの通り、原因は腰の位置(骨盤の向き)です。

上記の2つの歩き方では、前者は骨盤が前傾しすぎる姿勢。後者は骨盤が後傾しすぎる姿勢になってしまい、上半身を起こすというよりものけ反ってしまうことで、腰に負担をかけてしまい、痛みが出てしまいます。

骨盤を含めた下半身が今まで通りのバランスでありながら、上半身を仰け反ることが原因です。

前傾気味の方でしたら、腰の根本に痛みが出るでしょうし、後傾気味の方なら、腰の外側に痛みを感じるようになりやすいでしょう。

では、この腰の位置をどうすれば良いのか?

改善方法は

改善ポイントは足元にあります。そして立ち姿勢にあるんですね。

もともと、人間の骨格は、重力の影響を最小限に抑え、カラダを支え、動かすことができるように創られています。

足元でいえば、踵(かかと)がその役割を担っています。

しかし、これがカラダの面白いところで、本来、踵からはじまる骨格でカラダを支えることができれば、楽なはずなんですが、それを維持するためには姿勢をつくる筋肉が必要なのです。

その筋肉が落ちてきたとき、人間は、カラダを本来の姿勢で支えることがしんどく感じるんです。ですから、骨格ではなく、指先でカラダを支え、腰や背筋でカラダを支えるようになってしまいます。先ほどからお伝えしている、悪い姿勢の完成です。

ですから、再度腰の位置を良いところに持ってこようと思えば、踵全体で体重をとり、その真上に腰がくるような立ち姿勢づくりからスタートしなければいけません。

そして、アーチバランスを整え、骨盤が良い向きで構えられるように修正していかないといけないのです。

それができれば、ヒールを履いても、良い姿勢で歩こうと上半身を起こして歩いても、腰が痛くなることはなく、しっかりと、腹筋や大腿四頭筋、腸腰筋などの筋肉を使って、立ち、歩くことができるようになります。

この姿勢の違いは足元からきます

まとめ

カラダのバランスの崩れは腰の位置から、腰の位置が変わることで、足元への体重のかけ方が変わる。それは、踵体重ではなく、指元で体重を支えるバランスです。そうすることで背筋に力が入り上半身への歪みが出るようになる。

ですから、姿勢をつくり直すときは、腰からでも、上半身からでもなく、崩れてしまった足元から見直していかなければ、いくら意識をしてみても難しいわけです。

なぜなら、足元の骨の骨格は複雑で、自分の意識でそれを変化、維持させることが難しいからです。

しかし、姿勢を良くできるように頑張ることは素晴らしいことですから、とりあえず、腰の痛みを取りたい方には、膝を伸ばして、踵全体で体重を取りながら、腰の位置をその真上に構える。

歩き出した際も、踵全体でしっかり体重をとり、肩をその真上に乗せていくような歩き方を意識してみてください。

それでも、なかなか思い通りに歩けない、という方はやはり、足元の崩れや歪みが深刻なのかもしれません。

いかがだったでしょうか?

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ご長読いただきありがとうございました。

また、お会いしましょう

一般社団法人日本フットケア姿勢協会

代表理事山本隆史

日本フットケア姿勢協会

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